2005年06月02日

イデオロギー

先日小学校時代の友人から久々に電話が来た。
7月になったらみんなで遊びに行こうと言うものだった。
しかしこれには裏がある。

その友人とは昨年の夏にも遊ぼうと誘われ、出かけたことがある。
そのときの趣旨はなぜかみんなで選挙に行こうというものだった。
最近の若い人は選挙に行かないから、
自分は率先してみんなに声かけてるんだと言われた。
そのときから嫌な予感はしていたが、
久々に懐かしい友人に会えると思ったので誘いに乗った。

そして実際、その予感は当たった。

みんなが集まると、その友人はとある政党の美点ばかりを話すようになった。
そしてそれ以外の政党の批判も熱く語っていた。
某政党のこの候補は福祉に力入れてるだ、
この政党は過去にこんなことをしているから信用できないだとか。

そのまま投票所へ行くことになったのだが、結局は誰も投票しなかった。
その言いだしっぺの本人すらやらないのだから、当然である。
そいつはただみんながドコに投票するのかを知りたかっただけなのだろう。
そして自分の支持政党に入れるよう誘導したかったのだろう。
(ちなみに実際には不在者投票に行ったのであって、
じぶんはちゃんと選挙日に選挙に行って投票した)

自分は親とも自分の支持政党の話なんかしたことはない。
ましてや選挙でどこに投票したかなんてのは、わが家ではタブーである。
小さいころに親にどこに投票したのと聞いても、教えてくれなかった。
何故かと問うと、
そういうところの違いは、争いの種になるので、
話してはいけないんだと言われた。

自分はそういう環境の中で育ったので、こう考えるのかもしれないが、
やはり選挙でどこに投票するのかって話はするべきではないと思う。
それはもちろん政治の話をするなってことではない。
どこに投票したとかはそれぞれの問題であって、
他人が干渉するべきではないし、
すでに投票してしまったことを論じても仕方ない。
争いの種を植えるに過ぎないのだ。
そしてこの種の争いは、決定的な亀裂を生んでしまう危険もはらんでいる。

宗教やイデオロギーの差は争いや差別をもたらすことが多々ある。
宗教やイデオロギーの差で戦争してる話なんか、腐るほど聞いたことがある。
国ですらそうなのだから、個人にも十分ありうることだし、実際ある。

自分の支持政党を持つことはいいことである。
しかしこの手の人間は政治に興味があるからとかではない者も多数いる。
それでいて他人に美点ばかり言って投票させようというのは、
いかがなものかと思う。

それ以前にこういう昔の知人を本当の理由も告げずに集めて、
自分の政党に投票させようというのが気に入らない。
そこが本当にいい政党ならそんな姑息な手を使わなくたって、
票は集まるはずである。
(まあそれは国民がみんな投票に行って、
自分の意志で投票しているという仮定の下での話だが。)

7月にも都議会議員の選挙があるようで、
先日の電話口で散々某政党のことを聞かされた。
もはやうんざりなので行きたくもないところだが、
やはり小学校時代のつながりは消したくない。
自分は中学から私立に行ってしまったので、地元の友人は貴重なのである。
それに自分以外のやつらも呼ばれているようなので、
政治の話は聞き流しつつ、遊びに行こうと思っている。
posted by ホワイティ at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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